■ ID | 487 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | Analysis of microbial community and biodegra- dation of waste in landfills in Japan |
■ 著者 | T. Ishigaki
龍谷大学 H. Sawamura (独)国立環境研究所 K. Endo (独)国立環境研究所 M. Yamada (独)国立環境研究所 M. Nagamori 埼玉県環境科学国際センター Y. Ono 埼玉県環境科学国際センター K. Kamura 千葉県環境研究センター Y. Hara 千葉県環境研究センター M. Takata 神戸市環境局 Y. Inoue |
■ 出版元 | |
■ 出版年 | 2005 |
■ 誌名・巻・号・年 | Tenth International Waste Management and Landfill Symposium (Sardinia 2005), 5 October, 2005 |
■ 抄録・要旨 | 最終処分場における廃棄物の分解過程には微生物学的な反応が関与する。埋立廃棄物の分解状況や内部環境の推測を行うため、埋立地内のコア試料について微生物生態系解析を行った。
その結果、真性細菌は微生物群集において96〜99%を占めた。また、貧栄養菌数が従属栄養性細菌数より多く、温度依存性は観測されなかった。他方、遺伝学的多様性については、深層部で比較的低いことが分かった。Clostridiumあるいは好熱性真正細菌等の系統分類概念が典型的な埋立地の特有の類概念であると考えられた。さらに、基質活性のプロファイルでは、廃棄物の種類と従属栄養性細菌数との間に関係があった。
本研究により、廃棄物埋立地の微生物に関する情報、及び埋立廃棄物の生物学的分解の活性が示唆された。 |
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